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風習・しきたり

風習・しきたり

ブライダルプロデューサーとして創業した頃、讃岐(香川県)には、特有の婚礼の風習がたくさんあることに驚きました。その古くからの風習が現在もまだ脈々と受け継がれていることに、さらに驚きました。当時、まだ若かった私はその風習やしきたりに対して知識や経験が乏しかったため文献を紐解いたりしながら、学んでいこうと試みました。ところが、讃岐(香川県)には、これほどまでに素晴らしい風習が数多く残っているにも関わらず、情報(文字)として集約されている適当なものが見当たりませんでした。地域の年配者を訪ねて歩くか、当時現役でいらっしゃった婚礼業界の重鎮の方々に教えを乞うことだけが頼みでした。お客様のご両親様や祖父母様に教えていただくことで、実践の場面では、とても役に立った覚えもたくさんございます。モノがあふれたこの時代、今一度、地域に伝わる風習やしきたりを見つめなおすことが大事だと思っています。

プロフェッショナル ブライダルコンサルタント
“ふるさとウエディング” プロデューサー
藤田徳子

▼出立(でだち)式

嫁ぐ娘が、今までお世話になった実家近くの皆さんにお別れのご挨拶をする儀式です。良く似た慣習はその他の地域にも見られますが「出立ち(でだち)式」は、讃岐(香川県)ならでは言い回しです。

▼仏様参り(ほとけさま まいり)式

花嫁が嫁ぎ先の一員にさせていただくご挨拶を家族だけでなく、ご先祖様にもする風習です。

▼同行(同業・どうぎょう)式

「仏様参り(ほとけさま まいり)式」と同時に、花嫁は、嫁ぎ先の家の近所の人たちにも「これからもよろしくお願い申し上げます」とご挨拶し、お土産を渡すのが、讃岐(香川県)のしきたりです。これを「同行(同業・どうぎょう)式」と言います。

▼とり魚(とり さかな)

讃岐地方で結婚式で披露される「鯛そうめん」を使った「慶び」を表現するセレモニーです。

▼花嫁タクシー(ブライダルカー)

花嫁は、「寿」マークの施された花嫁タクシー(ブライダルカー)に乗ります。花嫁タクシー(ブライダルカー)は天井部分が大きく開き、綿帽子や角隠しをつけた白無垢姿のままで、あるいは、ウエディングドレスを着たままでご乗車頂けるハレの日の専用車です。