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ブライダルプロデューサー 藤田徳子の幸せ会議(BRIDAL PRODUCER NORIKO'S NOTE)

ブライダルプロデューサー 藤田徳子の幸せ会議(BRIDAL PRODUCER NORIKO'S NOTE)

「RNCルックに出演しました」~”らしさの追求”という、藤田流プロデュース

2025年4月27日放送の「ルック ~地域発・輝くビジネス~」にて、弊社フェアリー・テイルをご紹介いただきました。


1998年の設立以来のフェアリー・テイルの歩みを、番組でご紹介いただきました。私・藤田徳子が、ブライダルプロデュースや企業イベントを通じて地元・香川の魅力を発信し続ける想いや、プライベートでも日ごろから大切にしている価値観についてお話ししました。

ブライダルプロデューサー藤田徳子

藤田徳子

藤田徳子
(ふじたのりこ)

ブライダルプロデューサー歴27年。 直島、高松城、栗林公園などで史上初の結婚式をプロデュース。歴史的建物や文化施設で、特別感・地域特性を演出する国賓パーティーやイベントを仕掛けるユニークベニューのプロデューサー。
《藤田徳子について》

代表・プロデューサー藤田 徳子が語る「らしさの追求」


25歳での起業は「悔しい思い」から

私は25歳のときに、フェアリー・テイルを起業しました。当時、まだほとんど知られていなかったブライダルプロデュース業を選んだのは、自分の結婚式で悔しい思いをしたことが原動力でした。パターン化された結婚式のアイテムの選択肢、お仕着せの定番演出に歯がゆさを感じ、「私らしさって何だろう?」と考えながら、招待客をもてなす工夫を重ねました。

披露宴の後、二次会会場で友人から「今日の結婚式はあなたらしかったよ」と言われたとき、それぞれの招待客を大切に思う気持ちを“私らしく”演出できたのだと実感しました。

これから結ばれるカップルに、私と同じような悔しい思いはしてほしくない。それぞれのカップルに合った“らしい”ウェディングを提供したいという思いが、私の起業の原動力です。

書店で待ち受ける営業活動

起業したばかりの頃は、本当に苦労ばかりでした。そもそも「ブライダルプロデューサー」という職業がほとんど知られていなかったうえに、、今から約30年前は、若手(20代)の起業、女性経営者であることへの偏見や壁も多くありました。

まだインターネットやSNSも普及していない時代で、お客様になりうる、結婚式を希望するカップルとどうやって出会えばいいのか、ずっと考えていました。かんがえばかりの頃は、本当に苦労ばかりでした。そもそも「ブライダルプロデューサー」という職業がほとんど知られていなかったうえに、、今から約30年前は、若手(20代)の起業、女性経営者であることへの偏見や壁も多くありました。


まだインターネットやSNSも普及していない時代で、お客様になりうる、結婚式を希望するカップルとどうやって出会えばいいのか、ずっと考えていました。考えあぐねた末に思いついたのが、本屋さんで結婚式の本や雑誌を探す人たちに声をかける営業活動でした。

「よかったら、少しだけお話を聞いていただけませんか?」と声をかけ、カフェに場所を移して自分の思いを伝えたこともあります。

今振り返ると、かなり非常識な営業スタイルだったかもしれません。でも、あのやり方こそが、当時の私にとって“私らしい”一歩だったんだと思います(笑)。

「ふるさとウェディング」地元らしい結婚式とは?

フェアリー・テイルがプロデュースする「ふるさとウエディング」

栗林公園をはじめ、地元の史跡や名所で「ふるさとウェディング」を始めたのには、私なりの2つの理由がありました。

ひとつは、友人の結婚式などで全国各地を訪れる中で感じた、「その土地らしさ」が、結婚式の中にあまり表現されていないという違和感です。せっかく遠方からゲストが足を運んでくれる貴重な機会に、自分たちが育った地元の魅力をもっと感じてもらえたら、そのカップルの“らしさ”もより深く伝わるのではないかと考えました。そして改めて、香川には栗林公園をはじめ素晴らしいロケーションがたくさんあることに気づいたんです。

もうひとつの理由は、当時流行していたレストランウェディングを行える会場が限られていたことです。大規模なレストランが減っていくなかで、違うアプローチを模索する必要があると感じたのがきっかけでした。

さらに、東日本大震災をきっかけに、結婚式のあり方も大きく変わったと思います。派手な演出よりも、家族や大切な友人との絆をより深める大切にする心温まるひとときルが求められるようになりました。

ふるさとウェディング」は、そんな時代の流れの中で、自分たちらしさ、そして地元らしさを見つめ直すきっかけとして、多くの方に選ばれるようになったのだと思います。

▶▶▶ふるさとウェディング詳しくはこちら

企業イベントにも「らしさ」を。

企業イベントのプロデュースを手がけるようになったきっかけも、やはり「らしさ」でした。あるとき、結婚式をお手伝いしたお客様から「今度、会社の周年事業があるのだけれど、うちの“会社らしさ”もプロデュースしてくれませんか?」と声をかけていただいたんです。それが、私の中で新たな扉を開くきっかけになりました。

それ以来、結婚式で培ってきた「らしさの追求」という視点を、企業や団体のイベントにも活かすようになりました。私は、イベントという場を通じて、その会社ならではの魅力やアイデンティティ、企業理念を改めて見つめ直し、再確認・再構築していくことこそが、周年事業や社内イベントの本当の意義だと考えています。

これからも、ただの“催し”にとどまらない、心に残る「その会社らしい」時間をつくっていきたいと思っています。


フェアリー・テイルがプロデュースした周年事業の一場面

▶▶▶企業行事・イベントのプロデュース詳しくはこちら

「私らしく働ける」がフェアリー・テイル流

ウェディングや企業イベントのプロデュースには、女性ならではの細やかな気配りや心配りが欠かせません。
だからこそ、この仕事に携わる女性たちが、ライフステージの変化に左右されず、安心して長く働ける環境をつくることは、私にとってとても大切なテーマでした。

フェアリー・テイルでは、在宅勤務の導入や子連れ出勤への柔軟な対応、そして1か月単位で見直せるシフト制度など、ライフスタイルに合わせた働き方を選べる仕組みを整えています。
こうした取り組みが評価され、香川県から「ワークライフバランス推進企業」として表彰もいただきました。

働く一人ひとりの家庭環境や価値観に寄り添い、その人らしさを大切にすること。
それは、私自身が「らしさ」を追い求めて起業した原点とも重なっています。
これからも、スタッフ一人ひとりの「らしさ」が輝ける職場づくりを続けていきたいと考えています。

日々の暮らしの中にも豊かさを演出する地域イベント

特別名勝・栗林公園で開催する早朝のヨガ教室「庭園ヨガ」

栗林公園での朝ヨガ「庭園ヨガ」や、成人式の撮影会、母の日のアフタヌーンティーなど、地域の皆さまに楽しんでいただけるイベントや企画を、私たちは積極的に展開しています。

こうした取り組みの根底には、地元の方々に「香川らしさ」をもっと身近に感じていただきたい、という私自身の想いがあります。
高松のまちの中心にある国宝・栗林公園という特別な場所で、自然の中に身を置きながら季節のうつろいを感じる時間は、何ものにも代えがたい豊かさだと感じています。

ふらっと立ち寄れて、ほっと心がほどける。
そんな「心のよりどころ」として、栗林公園が日常の中に自然と溶け込んでいくような存在になれたら嬉しい。
そんな気持ちで、これからも地域とつながる場づくりを続けていきたいと思っています。


▶▶▶「庭園ヨガ」など栗林公園でのイベント情報はこちら

多様性の中に必要な「らしさ」を追求していきます

国際カップルが挙げる「ふるさとウエディング」

最近では、高松市内、街中でも海外からのお客様をお見かけする機会がぐんと増えました。
国際化がどんどん進んでいく今の時代だからこそ、「らしさ」がより一層、大切になってきていると感じます。

国際化、グローバル化の潮流の中、外を見がち、外からの人をいかに受け入れるかということに目を向けがちですが。
国際化時代の今こそ、地域の魅力を再発見し、地元を愛する気持ち、愛着を持つことが、これまで以上に大切なのではないでしょうか。

たとえば「瀬戸内らしさ」や「香川らしさ」など、地域の魅力を外に向けて発信することももちろん大事。でもそれと同時に、今ここにいる「私自身のらしさ」丁寧に見つめ、育てていくことも、同じくらい大切なんじゃないかと思うんです。

これからも、外へ向けて、そして自分の内側に向けても、「らしさの追求」を続けていきたい。そんな思いを抱きながら、日々の仕事に向き合っています。

フェアリー・テイルが追い求めるのは、セレモニーやイベントを通じて、日常の中に非日常的な感動や喜びを届けること。そして、そのひとつひとつに「らしさ」が宿っていることこそが、私たちの大切にしている価値なのです。

▶▶▶ウェディングから企業イベントまで、「らしさを追求」するプロデュースについて相談する!!


関連タグ:メディア掲載 働き方改革 ふるさとウエディング 栗林公園で結婚式(園婚)

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