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ブライダルプロデューサー 藤田徳子の幸せ会議(BRIDAL PRODUCER NORIKO'S NOTE)

ブライダルプロデューサー 藤田徳子の幸せ会議(BRIDAL PRODUCER NORIKO'S NOTE)

2022年の結婚式トレンドを探る!

本物の上質を追求する!「Small Luxury(スモールラグジュアリー)」という考え方。

以前の記事で「少人数婚」や「家族婚」だからこそ、おもてなしや楽しみが重要だと述べましたが、2022年は「Small Luxury(スモールラグジュアリー)」が、結婚式のトレンドとなると言われています。

Small Luxury(スモールラグジュアリー)は「密やかな贅沢」を意味します。ホテル選びや贈り物選びのシーンでは、「スモールラグジュアリー」という概念が注目されています。

ホテルだと、洗練された最先端のデザインホテルや、歴史あるカントリーハウス、都心から遠く離れた隠れ家ホテルや島々に建つリゾートホテルなど、世界には個性的なスモールラグジュアリーホテルがたくさんあります。

贈り物だと、オーダーごとのハンドメイドで刺繍をされたハンカチや、材料の産地や質にこだわった生産量わずかのスイーツ、世界に名を馳せた生産者が小さなワイナリーで作るワインなど、ボリュームや大きさではなく、贈り主の気遣いやセンスが密かに映えるギフトが、おしゃれな方々の中では浸透しています。

2022年、withコロナ時代の新しい結婚式のスタイル。
「Small Luxury(スモールラグジュアリー)」結婚式

人生でたった一度きりの結婚式。ご本人はもちろん、ご両親やご家族、身近なご友人にとってもかけがえのないセレモニーです。
ウエディング雑誌でよく目にする大手専門式場や大型ホテルなど、従来型の結婚式場は機能性が高く、商品はパッケージプラン化されていてわかりやすく、手に取りやすいと言えます。

しかし、withコロナ時代(コロナ共生時代)となり、少人数、家族だけの結婚式がとても注目されています。少人数、家族だけだからこそ、「従来の結婚式場や既存のプランで満足できない!」という方が増えています。そこで、気の利いたおもてなしとセンスとアイデアの光る「Small Luxury(スモールラグジュアリー)」な結婚式を追求されています。

新しい時代だからこそ、結婚式場選びがポイント!
大手結婚式場や既存のプランで満足できない!

「Small Luxury(スモールラグジュアリー)」な結婚式で重要なのは、結婚式場選びとプランの立て方です。

スモールラグジュアリーな結婚式において、上質な空間と最高のおもてなしは欠かせません。とは言え、「上質な空間」と感じるポイントは人それぞれ、また「最高のおもてなし」は出席者の顔ぶれや状況によって異なります。
だからこそ、結婚式場選びとプランの立て方がとても重要なのです。

スモールラグジュアリーな結婚式の場合、華やかな披露宴ではなく厳かな挙式を中心にしたプランをご希望の方が多いようです。厳かな挙式では、本物の寺院や教会、伝統的な文化財などを挙式会場として選ぶ方が多く、その場合、専門的な知識、豊富な経験が必要となります。

また、従来型の結婚式以上に、少人数、家族だけの結婚式では、新郎新婦への細やかなサポートや、高齢の祖父母様からお子様まで幅広い年齢層のゲストへの気配り、移動や宿泊などを含めたスケジュール管理などが重要で、決してマニュアルは通用しません。

つまり、「Small Luxury(スモールラグジュアリー)」の結婚式では、「本当のプロ」の力が必要なのです。

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「Small Luxury(スモールラグジュアリー)」結婚式
実例紹介-国宝・厳島神社/挙式+家族旅行編



結婚式・挙式:国宝・厳島神社(広島県 宮島)
親族食事会:庭園の宿 石亭(広島県 宮浜温泉)
ご宿泊:宮島コーラルホテル(広島県 宮島口本土側)
出席者:8人「家族婚」
関東圏在住の新郎と新郎ご家族、広島県在住の新婦と新婦ご家族、コロナ明けの久々の家族旅行を兼ねた2泊3日のディスティネーションウエディング(遠隔地結婚式)となりました。

2021年春 フェアリー・テイルにお問い合わせメール

「直島でフォトウエディングを行いたい!」

先ほど直島でのフォトウエディングについてのお電話いたしました○○と申します。
ご丁寧な対応をありがとうございました。
先ほど「直島の色々なところで写真を撮りたい」と申し上げたのですが、ベネッセハウス内もしくは周辺での撮影が可能であるかも併せて訊いていただくことは可能でしょうか?

2021年春 オンライン相談会にてファーストカウンセリング

「直島でなければ、二人が希望する結婚式は本当に実現しないのか?!」
  • 新郎 ・・・東京都内在住、医師(家族は関東圏に在住)
  • 新婦 ・・・広島県内在住、医師(家族は広島県に在住)
お二人の結婚式の希望

二人の思い出の場所(芸術、アート好きの二人)である「直島」でウエディングフォトを撮影したい。
遠距離恋愛中なので、どこで結婚式をするにしても、どちらかが移動することになるから、旅行を兼ねたディスティネーションウエディング(遠隔地結婚式)を考えている。
コロナ禍中の事情もあり、友人を招待する披露宴は来年以降に都内でと検討している。
フォトウエディングには、家族を招いてもいいし、二人だけでもいいと思っている。

プロデューサー藤田のアドバイス
現在、アートサイト直島エリア内での、婚礼衣装の着用(撮影するか否かに関わらず)を、ベネッセハウス(ベネッセアートサイト直島)の「運営ルール」として、禁止している。

理由は、婚礼衣装を着用していると、一般客の人に目立ってしまい「何しているんだろう?」と話題になりSNSなどで発信される可能性が高く、無許可の商業目的撮影も多発することも考えられ、トラブルに発展する可能性が高いから。

以前は、宿泊者やホテル利用者には許可していたが、宿泊者か否かの判別がつきにくいので、最近は、全面禁止としている。

こういう状況にあるので、直島ベネッセハウス内、その周辺での撮影許可を取ることは難しい。


「直島でなければ、お二人が希望される結婚式は本当に実現しないのでしょうか?」

2021年秋 広島県宮島/国宝・厳島神社で「Small Luxury(スモールラグジュアリー)」な結婚式が実現しました。

6時00分 新婦新婦お支度スタート、ご親族様お支度



7時55分 ホテル出発 ~(8:10)宮島へJR旅客船にて移動



8時25分 宮島到着 ~ 厳島神社に向けて移動 *人力車/大鳥居の撮影ポイント迄




9時00分  厳島神社入口到着 ~ 写真撮影等(スナップ有)



9時30分 挙式説明 ※ご親族の皆さまもご集合 厳島神社「朝座屋」



10時00分 神前挙式




10時30分 神社内にて 写真撮影等 (スナップ有)→東回廊より岩惣方面*もみじ谷で撮影



11時30分~13時00分 昼食 & お色直し(白→色打掛)*芝居茶寮 水羽


13時00分~14時00分 宮島島内フォトロケへ



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【まとめ】「Small Luxury(スモールラグジュアリー)」結婚式で叶うこと


都内在住の新郎と広島県在住の新婦。
当初、「直島でフォトウエディングを行いたい!」と私にお問い合わせくださりました。
現在、ベネッセハウスでは、アートサイト直島エリア内での婚礼衣装の着用を禁止しているため、「直島でなければ、お二人が希望される結婚式は本当に実現しないのでしょうか?」というところから、お二人のブライダルプロデュースをスタートしました。

お二人が結婚式で叶えたかったこと
  • 遠距離恋愛中、どこで結婚式をするにしても、新郎新婦のどちらかが移動することになる。
  • どちらかが移動するなら旅行を兼ねたディスティネーションウエディングを検討したい。
  • コロナ禍中の事情もあり、友人を招待する披露宴は来年以降。まずはフォトウエディングをしたい。
  • フォトウエディングには、出来ることなら家族を招きたいが、コロナ禍で無理なら二人だけでもいい。
  • 家族を招くなら、家族水入らず、スケジュールや時間を気にせずゆっくり過ごしたい。
  • 家族だけの結婚式(家族婚)だからこそ、両親や家族に少し贅沢な旅行やグルメをプレゼントしたい。
  • 家族だけの結婚式(家族婚)だからこそ、この機会に両家の家族に仲良くなってもらいたい。
  • 家族だけの結婚式(家族婚)だからこそ、両親にはふたりの一番近くで見守り、心から結婚を祝福してもらいたい。
  • 家族だけの結婚式(家族婚)だからこそ、全員が正装(和装を揃えて)して、特別な記念写真を撮りたい。
まとめ

当初、希望されていた場所ではありませんでしたが、お二人のこだわりや要望は、全て叶いました。

「Small Luxury(スモールラグジュアリー)」な結婚式で重要なのは、結婚式の場所選びとプランの立て方です。
2022年、withコロナ時代の新しい結婚式のスタイル「Small Luxury(スモールラグジュアリー)」結婚式は、ウエディング雑誌でよく目にする大手専門式場や既存プランでないからこそ、「本当の結婚式のプロ」の力が必要なのです。

ブライダルプロデューサー藤田徳子の幸せ会議(独り言)

大手結婚式場のウエディングプランナーさんの、画一的で、形式的で、パターンメイドで、マニュアル化されたサービスに「耐えられず」と仰っていたお二人。大手専門式場さんとはひと味違う、フェアリー・テイルのプロデュースに、「細やかな対応、ありがとうございます。」、「僕たちだけのオリジナルの提案ですね!」、「本当のプロってこういうことなんですね」と、大変ご満足いただけたようです。本当にありがとうございました!!


ブライダルプロデューサー藤田徳子のお気に入りの一枚。
新郎と新郎のお父様。私の誘いに二人とも「ええ~二人だけですか?!」と照れくさそうに、カメラの前に立ってくださりました。父息子のツーショット写真、今は少し照れくさいかもしれませんが、何年も、何十年も経った後に、この写真の価値を理解いただけるものと願っています。



関連タグ:スモールラグジュアリー まとめ コロナ結婚式 スペシャルスペース フォトウエディング ウエディングフォト 家族婚・少人数婚 幸せ会場アイデア 文化財結婚式 海外・リゾートウエディング(ディスティネーションウエディング) 現場レポート 神前式 和婚

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