「ウエディングドレスは着ない」という選択
2011年の松も開け、早3週間が経過しようとしています。
年賀状の行きかいもようやく落ち着きましたね♪
  毎年、お客様からもたくさんの年賀状を頂きますが、
  お客様から頂いた年賀状はすべてファイリングをしています。
お子様の誕生、
  お子様の成長の様子、
  マイホームの購入、
  仕事の異動に伴う転居、
  キャリアアップによる転職、・・・
  などなど・・・年賀状を通じて様々な近況の様子をうかがい知れて
  嬉しく♪拝見しています。
結婚式後は縁遠くなってしまうお客様との関係ですが、
  こうして年1回でもお便りくださるのは本当にありがたいことです。
さて・・・
  そんな中でご紹介したい年賀状がありまして・・・。
 
昨年は大変すてきな
  Wedding Partyをプロデュースしてくださり
  本当にありがとうございました。
  まさか、自分がPartyをするとは思っておらず
  あれから数ヶ月経ちましたが、ますますどんどん
  「楽しかったな~ 本当にできてよかった」と幸せな気持ちで
  いっぱいです。~以下省略~
昨年11月に「猪熊弦一郎美術館 MIMOCA」で
  ウエディングパーティーをされた
  けんじさん&さわこさんからの年賀状です。
お二人とのご縁は、昨年8月に突然届いた一通のメールからです。
  それはこんなものでした。
  「そちらでは、丸亀猪熊美術館のmimocaカフェにて
  披露宴をされたことはありますか?
  また、あるようでしたら、おおまかに見積もりをお願いしたいのですが。。。
  よろしくお願いいたします。」
それからしばらくしてさわこさんがご来店くださりました。
  ご相談の趣旨はこういうものでした。
人目にさらされてる感じがするから「披露宴」形式はイヤ!!
  だから、ハワイ挙式でお二人だけで行うと。
  2ヵ月後に控えたそのハワイでの海外挙式の申し込みですら、
  つい最近したばかり。
  申し込みをしても、なんだか他人事に思えて、実感がわかない。
  友人たちに結婚することを報告すると
  「パーティーしようぜ!」と声をかけられるが、
  友人ばかりと割り切っても「ウエディングパーティー」という響きになんだか?
  気乗りしないと。
バンドに所属する新郎のけんじさん。
  仲間でうちうちのライブと割り切って、重い腰を上げた。
  
  「じゃあ!どこでするか?」となったが、
  「"カフェMIMOCA"でなら!」と新婦のさわこさんもやっと重い腰を上げた。
  フェアリー・テイルに軽い気持ちでメールを打ってくださったとのこと。
  
  
二人が結婚式?ウエディング?に気乗りしない理由① 
  「丸亀猪熊弦一郎美術館 カフェmimocaでなきゃしない!」編フジタ:
  「どうして?猪熊弦一郎美術館(MIMOCA)でウエディングパーティーをしようと
  と思ったのですか?」
  さわこさん:
  「彼が高松、私の実家が観音寺でなんで、真ん中で・・・。
  でも・・・無理かな~と思っていて。
  そんな時、たまたま知り合いになった人から
  『フェアリー・テイル』のフジタさんならどうにかしてくれるって聞いて。。。」
  フジタ:
  「はぁ!そうですか~?(汗・汗・汗)
  たまたまですよ!ここの美術館は普段は貸切できませんから。
  ワタシ・・・ドラえもんじゃないので、なんでも叶えるなんて無理ですよ!(汗・汗)」
  さわこさん:
  「でも・・・MIMOCA以外で!なんて想定できていませんでした。 
  MIMOCA以外なら、『ウエディングパーティーしない』・・・かも?です。」
  フジタ:
  (ああ良かった!また結婚式嫌いの方を増やすところだった)
二人が結婚式?ウエディング?に気乗りしない理由②
  「ウエディングドレス着なくていいですか?」編
さわこさん:
  「ウエディングドレスは着なくてもいいですか?」
  フジタ:
  「ウエディングドレスは必ず着なければならないという規則はありません。
   だけど、『ウエディングパーティーしよう!』と声をかけてくださるお友達たちは
  さわこさんのウエディングドレス姿を期待しているのではないですか?」
  さわこさん:
  「そうですね・・・。大阪からもわざわざ来てくれる人たちもいるし~。
  見るだけでも見てみようかしら?」
~早速、衣装店数件をめぐることになりました。~
  衣装店でウエディングドレスを試着しても
  「まあ、こんなものか~?」といったご様子。
  挙句の果てに・・・
  「ドレスはどっちでもいいけど、担当の方が良かったのでコレにしておこうかな?」とさわこさん。
二人が結婚式?ウエディング?に気乗りしない理由③
  「"志村ケン"でお色直しします☆」編
  
  数日後、さわこさんからフェアリー・テイルに連絡がありました。
  さわこさん:
  「やっぱり、ウエディングドレス着なくても良いですか?」
  フジタ:
  「あのウエディングドレスで決定かと思っていました。
  どうしても気乗りしないんですね?!
  もちろん!いいですよ!ところで・・・何に着ます?」
  さわこさん:
  「ドレスは着ない!んですが、
  お気に入りのお洋服屋さんの、そこのワンピースにします。
  昨日『pain』(高松市紺屋町)に相談に行ったら、取り寄せしてくれるそうなんで・・・」
  (※今までの"気乗りしない"さわこんとは一転し弾んだ声でした)
さわこさん:
  「それと・・・それと・・・
  お友達とダンスしようと思っているんで、ダンスの衣装と。。。」
  フジタ:
  「ダンス習っていたんですか~?
  いいですね☆何のダンスですか?
  フラダンス?フラメンコ?ベリーダンス?・・・どんな衣装ですか?」
  さわこさん:
  「いえいえ、ダンス習っていません。
  自作自演のダンスです。テーマは"志村ケン"です。
  衣装も振り付けも今から作るので、どんなものになるか分かりませんが。
  『pain』のワンピースとお色直しして"志村ケン"でいきます!!」
二人が結婚式?ウエディング?に気乗りしない理由④
  「"ウエディング"っていう仰々しい響きがイヤ! ♪楽しい♪ことなら大好き」編
  さわこさんは、パーティーそのものに気乗りしなかったのではないのですね☆?
  "結婚式"とか"ウエディング"とか、ひびきがイヤなんですね?
  けんじさんも、仲間のバンド2組に2~3曲づつ演奏してもらうとおっしゃる。
  音響機材はプロ級のものを準備してほしいと。
  
  なんだ☆!なんだ☆!フジタは分かったゾ!!!
  むしろと~っても『楽しい♪♪モノ』が好きなんだ!!
  これは・・・楽しい♪パーティーになりそうだ!!~
猪熊弦一郎美術館(MIMOCA)でウエディングパーティーを開いた
  けんじさん&さわこの当日の様子
 ↑猪熊弦一郎美術館(MIMOCA) ここに立つと圧巻ですね!  県外からのご友人も多く、「こんなところで結婚式?」と驚いていらっしゃいました。 
 
  
   ↑新郎けんじさん&新婦さわこさん
ウエディングドレスではなく・・・お気に入りの「pain」のワンピースで。
ナチュラルな素材でさわこさんらしい!!貝殻アクセサリーとコーディネイトして。
甘からず、辛口すぎず・・・かわいいです。
(全身写真がなかったのが残念。。。)
テーマ「志村ケン」から程多い!!超・美人です!
  
 
↑コレです!コレです!
「幸せハッピー」の曲に合わせて自作自演のダンス。
 
↑テレもなく堂々と躍りきった新婦さわこさん。
この衣装でお色直しの登場をなさった際には、会場中モチロン大爆笑でした。
テーマ「志村ケン」のあい~んのポーズ写真がありません。お見せできないのが残念。。。
 
↑ウエディングパーティー終了後、私たちスタッフと一緒に
「幸せハッピー」ポーズです。
当初、「結婚式なんて、あまり気乗りがしない」と仰っていたお二人。
   
~「楽しかったな~ 本当にできてよかった」
  と幸せな気持ちでいっぱいです。~
これは、「ウエディングドレスは着ない」という選択
  だったこそ、大成功だったのかも知れませんね。
  




 





























