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【電気新聞】~若手実業家と語り合う四国の今と未来~四国経済連合会主催座談会に当社代表取締役・藤田が出席しました。

四国経済連合会(会長=佐伯勇人氏・四国電力会長)は、2022年4月に地域ビジョン「四国が目指す将来像」を発表。そのビジョン策定に関わったメンバー4名(四国各県から1名ずつ)による座談会の記録が「電気新聞※ 特別号」として発行されました。

座談会メンバーとして、香川県からは、当社(株)フェアリー・テイル代表取締役の藤田が選ばれました。

人口減少や高齢化といった課題先進地域である四国の進むべき未来について、「特別名勝 栗林公園」を舞台に、熱いトークを繰り広げました。

※電力大手10社を中心にした電気事業者向け専門紙。
 

~若手実業家と語り合う四国の今と未来~

「サステナブルな島」を目指して

私たちがつくる「四国の将来像」


【座談会メンバー】
<四国>四国電力会長、四国経済連合会会長 佐伯勇人氏
<徳島>キネトスコープ代表/アートディレクター 廣瀬 圭治氏
<高知>and.一級建築士事務所取締役/クリエイティブ・ディレクター 町田美紀氏
<愛媛>アイムービック代表取締役社長 森本健一郎氏
<香川>フェアリー・テイル代表取締役/プロデューサー 藤田徳子
 

以下、座談会記事より、藤田のコメントを抜粋してご紹介します。

●四国で起業したきっかけと現状

佐伯氏▶藤田さんが岡山から四国に来られたきっかけは?

藤田▶結婚をきっかけに香川に来て1年後、ブライダルプロデュース業で創業しました。自身の結婚式が納得いくものでなかったので、これから結婚する方の役に立てないかと思ったことが創業の動機です。結婚式は、両家の、2人の大切なセレモニーであるはずなのに式場側の都合が多く、まるでイベントのようで、私としては「もっとこうしたかった」と心残りがありました。

佐伯氏▶どうしてそう感じたのでしょう?

藤田▶当時、日本の結婚式では当たり前で、多くの人は違和感を持っていなかったのかもしれません。ただ、私の場合、実家は映画館、劇場を経営し、自身は広告代理店に勤めていて、販売促進のイベントと個人のセレモニーは、目的が異なることを知っていたからだと思います。儀式を重んじる、思いを大切にする結婚式をつくれないかと考えていたところ、欧米には、個人の思いをカタチにするブライダルプロデューサーという職業があることを知り、渡米し、その後、高松で創業しました。

佐伯▶お客様のニーズや憧れに合わせる手作りの結婚式ですか?

藤田▶栗林公園や高松城、瀬戸内の島々、美術館や博物館など、地域の特性や特別感を演出できる場所を中心に、結婚式をプロデュースしています。 弊社のお客様の多くが県外在住、コロナ前は海外在住の方もわざわざ弊社を選んで来県くださっていました。「どうやって、誰をもてなしたいか」、結婚式はおもてなしの極です。県外在住のカップルは、「ふるさとにいる家族を大切にしたい」、「友人をふるさとの素敵な場所に招きたい」と、 〝ふるさと〟を想うでしょう。そこで、地域らしい場所、地域の宝で結婚式を・・・となったのです。 「ふるさとウェディング」は当社の商標で、一般的な結婚式とは差別化されたサービスだと思っています。

佐伯▶ そういった発想はご実家が劇場を経営されていたことと関係ありますか?

藤田▶ ものすごく関係あります。劇場って、常に文化や芸術を発信しています。文化財や歴史的建造物など、地域らしい場所では、歴史が紡がれ物語が成立しています。 その歴史、物語に結婚式という1ページを刻む、これこそ文化です。 文化は、次の時代に引き継がれて、また文化となる。 この文化の継承こそ、私に培われたアイデンティティーだと思っています。

●事業の課題と改善点、今後の展開

佐伯▶ コロナ禍で一番打撃を受けたであろう、藤田さんから。 藤田▶ 弊社には、ウェディング事業に加え、行政や企業のイベントといったBtoB事業、 そして飲食事業がありますが、どれも大打撃です。 コロナによって多くの人が「本質」に気づいたことをひしひしと感じています。 結婚式では、お客様が「本当に大切な人との時間の共有」という原点に立ち返り、 思いを大切に儀式の本質を見極めています。私が提唱してきた結婚式が認められたようです。

佐伯▶ 四国外から栗林公園を含めた観光スポットを回りながら、結婚式を挙げようという人が増えているそうですね。

藤田▶ 弊社の「ふるさとウェディング」のお客様は、コロナ前から県外の人が多かったのですが、 その傾向がより一層という感じです。大勢を式場に招いて、という以前のようなスタイルから、 家族や親しい友人だけで旅行を兼ねて、「家族婚」という流れに変わってきています。 今後、家族だけや少人数の結婚式が増えることは間違いなく、四国は「ウェディングツーリズム」の メッカになるのではないでしょうか。すでに、他地域の観光地や施設からも、プロデューサーとして声を掛けていただいています。

●〝風の時代〟精神的な豊かさを求めて

佐伯▶ 皆さん、事業に満足していますか?

藤田▶ 最近「土の時代から風の時代」といわれます。 肩書のある人の意見が主流だった土の時代から、私のとっぴな発言も受け入れられる風の時代になった。 私は「楽天知命(自己修練し自分の天命を知り、天職を得ることですべてを楽しむことができる)」を旨に行動しています。 この言葉を頂いてからは、どんな苦難でも受容し、楽しく幸せに事業ができています。

●四国の将来像

佐伯▶皆さんが考える「四国の将来像」をお聞かせください。 今後20年くらい、四国をどうつくり込んでいったらいいか。また、皆さんの事業の将来も。

藤田▶人口減少に伴って事業は縮小するけれども、利益は大きくしていきたい。 経済的な利益だけでなく、精神的な豊かさを提供できる事業づくりが目標です。 「将来像」の序文に佐伯会長が書いている「量から質へ」の転換同様、資源、中身・コンテンツ、 これを魅力的にアピールしていくのが、私のプロデュースという仕事。 魅力を発信していくことが使命だと思っています。


 

目に見えるモノ、物質的な価値を求める「土の時代」から、目に見えないモノ、精神的な豊かさを求める「風の時代」へ、人々の価値観が大きく変わりつつあります。

自然豊かな四国には、魅力的なコンテンツがたくさんあります。テレワークの普及により、地方のハンディが少なくなり、地方都市から世界へ向けて、地域コンテンツの魅力を発信することが容易になった今、私たちのふるさと香川の魅力をどう伝えるか。

ブランディング・プロデューサー藤田の出番です。一緒に、四国を盛り上げていきましょう!


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