前撮り、フォトウェディング(フォト婚)!! 成功の秘訣(まとめ)
新しい時代では、今までに経験したことのないような新しい結婚式が行われています。
ニューノーマルの中、「何が正解か?」カップルの皆様も模索されており、さまざまな内容のご質問をたくさんいただいています。
せっかく前撮りするので当日の衣装と違うものを着たいんですが・・・。
前撮りは、本来当日着る衣装を事前に撮影するってことで、当日とは違う衣装はダメですかね?
フォトウェディングは、どこに依頼したらいいですか?
どんな点を比較したらいいですか?
フォトウェディングをする際、何から検討したらいいですか?
大切なポイントはなんですか?
新しい時代、「挙式だけ」、「フォトだけ」、「写真重視の家族婚」など、新しいウェディングスタイルも見受けられるようになりました。
中でも絶対的に人気なのは、「フォトウェディング(フォト婚)」。
おふたりだけでフォトウェディング(フォト婚)をされる場合もありますが、最近は、ご両親やご兄弟、お友だちも、正装して立ち会ってくださることも増えています。
また、披露宴なしで、挙式+フォトウェディングというニューノーマルなスタイルも大人気です。
本記事では、「フォトウェディング!! 成功の秘訣」をお伝えします。
目次
- 1. 「前撮りで結婚式本番と違う衣装を着ても良いか?」
- 1-1 「運命の1着」は、1着じゃない!!
- 1-2 結婚式当日はチャペル式、でも白無垢と綿帽子に憧れる!! 挙式は和婚で家族婚だからドレスのお色直しなし、でもドレスが着たい!!
- 1-3 予算調整、ご注意ください!
- 2. 「フォトウェディング、どうプランニングしたらよいか?」
- 2-1 フォトウェディング成功するプランニング① 「衣装は何着る? 何着着る?」
- 2-2 フォトウェディング成功するプランニング② 「フォトウェディングといえば、ロケーションでしょ?!」
- 2-3 フォトウェディング成功するプランニング③ シーズンやシチュエーション、タイムスケジュールを吟味すべき!!
- 2-4 フォトウェディング成功するプランニング≪特別編≫ ふたりの想いを引き出し、想いをカタチにするプロデュース
- 3. 前撮り、フォトウェディング(フォト婚)!! 成功の秘訣(まとめ)
「前撮りで結婚式本番と違う衣装を着ても良いか?」
ハイ!!
本番と違う衣装を着ること、オススメです!! 大賛成です!!
「運命の1着」は、1着じゃない!!
至福の一日である結婚式。多くの花嫁さんは「運命の1着」をお召しになっています。
でも、「運命の1着」は、本当に1着でしょうか?
衣装選びの際、最後の最後まで「どっちにしようかな?」と決断しきれなかった衣装ってありますよね?
彼の意見と自分の好みが違ったり、花嫁姿を楽しみにしているお母様と意見が割れちゃったりすることもありますよね?
自分に似合う衣装と、着たいってずっと憧れていた衣装が、別だったりすることもありますよね?
捨てきれなかったその1着、両親や彼が理想とするあの1着、やっぱり憧れのこの1着を、前撮りで着てみてはいかがでしょうか?
「やりたかったことを後に出さないようにする!」、心残りを残さないのが、結婚式の成功の秘訣です。
結婚式当日はチャペル式、でも白無垢と綿帽子に憧れる!!
挙式は和婚で家族婚だからドレスのお色直しなし、でもドレスが着たい!!
挙式は憧れのチャペル式。だからウェディングドレス。
披露宴(食事会)で和装が着たいと思ったけど、洋装から和装へのお色直しは時間がかかると言われて、仕方なく断念。
挙式は白無垢と綿帽子で伝統的な和婚スタイル。
家族婚なので披露宴はしない予定で、結婚式当日は和装のみ。
でも、やっぱりドレスが着たい!!
こういうご事情はよくあることで、そのために前撮りがあると言っても過言ではないですね。
結婚式当日の会場選び、日程調整、タイムスケジュールなどは、おふたりだけの事情では決められないこと。
家族や親族の都合、出席者の利便性などへも配慮も大切です。
一方で、前撮りは、ふたりの思う通りに、わがまましちゃってもいいのです。
結婚式当日は一度しかありませんが、前撮りは、“お試し結婚式”、“プレ結婚式”。
そんな幸せな機会が与えられるなら、おふたりがやりたいことを悔いなくやり切っちゃいましょう!!
予算調整、ご注意ください!
「前撮りで結婚式本番と違う衣装を着ること」のメリットばかりを説明してきましたが、予算を考える上では、デメリットもあることをしっかり承知しておきましょう。
例えば・・・。
結婚式当日と同じ衣装を前撮りに使用する場合は、「○○%割引」、「格安価格」、「クリーニング代金のみ」だけど、結婚式当日と違う衣装を前撮りで使用する場合は、「割引なしの定価」、「(当日と同じ衣装の場合より)割引が少ない」という料金システムの衣装店、ホテル、式場も多いようです。
「前撮りは結婚式本番と同じ衣装に限る」、「結婚式本番と違う衣装はプラン外」という契約プランもあるようですから、事前にしっかり確認しておきましょう。
「前撮りは○○%割引」、「フォトウェディングはクリーニング代金のみ」だと思って、「うっかり当日と違う衣装をお願いしたら、かなり高額になっちゃった」というお話はよく聞きます。ご予算も考えながら衣装選びをなさってくださいね。
「フォトウェディング、どうプランニングしたらよいか?」
あなたらしい、ふたりらしい、ステキなウェディングフォトを残すための重要ポイントを3つご説明します。
フォトウェディング成功するプランニング①
「衣装は何着る? 何着着る?」
フォトウェディング(フォト婚)を考える際に、最も重要で真っ先に考えていただきたいのが衣装のこと。
- 洋装を着るのか? 和装を着るのか? 洋装も和装も両方なのか?
- 衣装の種類は? おふたりのコーディネイト(衣装の組合わせ)は?
- ●洋装の場合
- 新郎
- タキシード、ノージャケット、カジュアルウェアetc…
- 新婦
- ウェディングドレス、カラードレス、カジュアルウェアetc…
- カップル
- (例)タキシード&ウェディングドレス、ノージャケット&カラードレス
- ●和装の場合
- 新郎
- 紋付袴etc…
- 新婦
- 白無垢、色打掛、振袖etc…
- カップル
- (例)紋付袴(黒)&白無垢、紋付袴(カラー)&色打掛
- 前撮りの場合、結婚式当日と同じ衣装を着るのか? 当日に着用しないものを着用するのか?
フォトウェディング成功するプランニング②
「フォトウェディングといえば、ロケーションでしょ?!」
なぜ、真っ先に衣装を検討する必要があるのでしょう?!
なぜならば、スタジオや式場のように室内でなく、ロケーションフォトの場合、衣装によって選択するロケーション(場所)のイメージが異なるからです。
ゲストを招く結婚式の場所を選ぶ場合は、フォトや衣装のために選ぶものでなく、ゲストへのおもてなしが最優先です。しかし、フォトウェディング(フォト婚)では、衣装が映える写真を撮れるロケーションを選べます。
(例)
和装は、和風庭園、お城、古民家、古い町並みetc...
洋装は、夜景、ライトアップされた街中、海岸、草原、キャンプ場、アンティークな博物館、美術館etc...
ロケ―ション選びは難しいと思う方でも、衣装選びからスタートすると、比較的プランニングがスムーズに進みます。
< ワンランクアップするアドバイス >
「フォトウェディングするなら、絶対ここしかない!!」と決め込んでいる場所がある方は、かなり上級者です。
ワンランク上のプランニングに挑戦してみてはいかがでしょうか?
フォトウェディング成功するプランニング③
シーズンやシチュエーション、タイムスケジュールを吟味すべき!!
ロケーション(場所)によっては、限定された季節、より美しい季節を選びます。
ライトアップや夕日、人が少ない時間帯など、フォトウェディング(フォト婚)のタイムスケジュールに工夫が必要です。
- シーズン(季節)
(例)
海岸やキャンプ場などは、冬より夏を。
和風庭園やお城などは、桜や紅葉の季節を。
- シチュエーション(場面、背景)
(例)
ふたりの実家、ふたりが卒業した学校、ふたりが出会ったカフェ、ふたりの馴染みのショップ、ふたりの趣味のスキー場やゴルフ場や映画館etc...
ふたりが思い入れがある場所、ふたりの結婚に影響がある背景を見つける・・・。
- タイムスケジュール(進行表、時間配分)
- 何着着るか?
- 和装も洋装も着る場合はお色直しに時間にどれくらい時間がかかるか?
- ロケーションの移動時間は?
- 夕暮れやライトアップを狙って撮影するなら撮影のスタート時間は?
- 人混みを避けて駅前で撮影するなら何時にスタンバイ?
・・・
など、さまざま事情を考慮してスケジューリングする必要があります。
【前撮りプランニング事例】
コロナ禍で、結婚式当日が8ヶ月以上延期、急遽、前撮りをすることに。
「桜より梅の花が好き。可憐で控えめな梅の花が好きです!」
花嫁さんの一言からプランニングがスタート。
結婚式本番から3ヶ月前の2月、紅梅・白梅が甘酸っぱい香りを放つ栗林公園で、前撮りが叶いました。
衣装は、結婚式当日とは違う色打掛。最後の最後まで迷いに迷って一度は諦めた次点のものです。
当初考えていなかった前撮りなので、予算を控えるため
花嫁さんの衣装は色打掛1着のみ。
ラベンダー色の無地の振袖を掛下として着用したので、色打掛1着分の予算で、お色直しも叶いました。
フォトウェディング成功するプランニング≪特別編≫
ふたりの想いを引き出し、想いをカタチにするプロデュース
前撮りやフォトウェディング(フォト婚)も、挙式や披露宴と同様に、おふたりのこだわりや想いをプランニングできる業者に相談してみましょう!
「写真だけだから、プランニングは不要!」と考えていらっしゃるカップルも多いのではないでしょうか?
「フォトウェディングや前撮りは、安ければそれでいい!」とされるカップルもいらっしゃるかもしれません。
ホテルや式場さんの中にも、挙式や披露宴と違い、コンセプト設定やカップルの細かい要望をヒアリングする打ち合わせを省略されている業者もあるかもしれません。
しかし、「写真だけの結婚式」、「フォトウェディング(フォト婚)」、「招待客を呼ばない結婚式」であったとしても、結婚するおふたりにとっては、一生一度の大切な結婚式であることに違いありません。
だからこそ、自分たちでもわからない、目に見えない、お二人の想いをカタチにするために、ブライダルプロデューサーによるヒアリングと、プロデュースが必要なのです。
【フォトウェディングプランニング事例】
当社のプランニングを開始する前に、すでに、他社さんでフォトウェディングを決めていらっしゃいました。
「藤田さんと出会い、ゆっくりと準備を重ねていくうちに、“あれもしたい!これもしたい!”と私の心の奥底に眠っていたものが爆発していくのを感じました(笑)」、と花嫁さんいわく。
ファッションやメイクにも、美意識が高く、おしゃれな花嫁も、フォトウェディングのプランニングとなると、迷いに迷いましたが、「私たちらしい自由な式ができ、本当によかったなあと思います。最高の結婚式ができた!!」と言っていただきました。
前撮り、フォトウェディング(フォト婚)!! 成功の秘訣(まとめ)
- 前撮りで結婚式本番と違う衣装を着ること、OK!!
「運命の1着」は1着じゃない。
やりたかったことを後に出さないようにする! 心残りを残さない! - 前撮りは、“お試し結婚式”、“プレ結婚式”。
だから、ふたりの思う通りに、多少わがままでも、結婚式本番でできないことをする! - ご予算調整、注意!!
前撮り、結婚式本番、2回結婚式をするようなものだから、如何にコストの効率UPを図るか?が重要。 - フォトウェディング(フォト婚)のプランニングは、まずは、衣装から検討する!
和装か?洋装か?お色直しはするか?
但し、場所が決まっている人は、ワンランク上のプランニングを! - フォトウェディングといえば、ロケーションでしょ? 衣装が決まれば場所が決まる。
衣装が映える写真を撮れるロケーションを選ぶ!! - 場所によっては、シーズンやシチュエーション選びが重要。
また、撮影環境やお色直しを考慮したタイムスケジュールに工夫が必要。 - 前撮りやフォトウェディング(フォト婚)も挙式や披露宴と同様!!
ふたりの想いを引き出し、想いをカタチにするプロデュースが大事!!
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